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LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

2日前
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(エコノミストから拝借)

昨年の国民投票以来、欧州連合離脱を煽る人々の言動から感じるのは、「大英帝国」が未だに存在していると盲信しているように感じる。さらに、イギリス人が降り立った国は、どの国であろうとそれは「大英帝国の植民地」になると本気で思っている、老いも若きも。

 どのような選挙結果になろうとも、誰もがルーザー。

5日前
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写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157679585870623

 ロンドンでは、庭園だけでなく、住宅地でも見ごたえのある藤がある。今年は、冬から春にかけて晴天が多いので、もしかしたら開花、満開が早いだろうと思っていた通り、毎年楽しみにしている藤がすでに満開だった。

5日前
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6日前
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ロイヤル・アカデミィのサイトから無断拝借。The Bolshevik by Boris Kutodiev, 1920

会期最終日、なんとか時間を作ってロイヤル・アカデミィ・オブ・アーツの特別展、「Revolution: Russian Art 1917-1932」を観た。見逃さなくてよかった。ボリス・ジョンソンがロシアとの関係を悪化させているから、会期終了前に打ち切りになんてならないように願っていた。

Revolution: Russian Art 1917–1932
https://www.royalacademy.org.uk/exhibition/revolution-russian-art

Renowned artists including Kandinsky, Malevich, Chagall and Rodchenko were among those to live through the fateful events of 1917, which ended centuries of Tsarist rule and shook Russian society to its foundations.

Amidst the tumult, the arts thrived as debates swirled over what form a new “people’s” art should take. But the optimism was not to last: by the end of 1932, Stalin’s brutal suppression had drawn the curtain down on creative freedom.

Taking inspiration from a remarkable exhibition shown in Russia just before Stalin’s clampdown, we will mark the historic centenary by focusing on the 15-year period between 1917 and 1932 when possibilities initially seemed limitless and Russian art flourished across every medium.

This far-ranging exhibition will – for the first time – survey the entire artistic landscape of post-Revolutionary Russia, encompassing Kandinsky’s boldly innovative compositions, the dynamic abstractions of Malevich and the Suprematists, and the emergence of Socialist Realism, which would come to define Communist art as the only style accepted by the regime.

We will also include photography, sculpture, filmmaking by pioneers such as Eisenstein, and evocative propaganda posters from what was a golden era for graphic design. The human experience will be brought to life with a full-scale recreation of an apartment designed for communal living, and with everyday objects ranging from ration coupons and textiles to brilliantly original Soviet porcelain.

Revolutionary in their own right, together these works capture both the idealistic aspirations and the harsh reality of the Revolution and its aftermath.


 ロシア革命当時のソヴィエト国内では、少なくとも、絵画の技術レヴェルは、具象、抽象、アヴァンギャルドの全てにおいて、すでにいまの時代の作品としても通用する高いレヴェルであることがわかる。

 美術史の本流ではありえない見方だろうし、また、この展示の趣旨を考えれば当然なのかもしれないが、個人的にとても興味を惹かれたのは、「自然」を描いた絵画が全体で2作品だけだった。ボルシェヴィキの方針で農民は工場労働者と同じ地位にあることを強調するために描かれた収穫の場を描いた作品もあるのだが、農地は人間の手が入った人工のもの。自然の独自性、美しさ、強さをソヴィエト革命は嫌ったのだろうかと。でも、革命ってそんなものだと思う。革命(というか、ほぼ暴力)の明確な犠牲は人命だが、その陰で同じくらい破壊尽くされるのは「自然」。

 レーニンがなくなり、その後を引き継いだスターリンにより、革命が始まった頃は受け入れられていたアヴァンギャルドは駆逐される。会場の後半で流れていた「共産主義」のプロバガンダ映像を見ていたら、今のイギリス、アメリカ、日本、トルコは同じ道を進んでいるとしか思えなかった。この4カ国だけではないが、国を牛耳る政治家が「全体主義」、言い換えると「管理主義」に走り出すとき、国民は顧みられなくなるのは時代を超えて同じに見える。

 ちょっとそれるが、2008年のあるポスト。

スペインの赤い貴婦人:The Duchess of Medina Sidonia
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-763.html

If she lived in a Communist state, "I would have to accept a whole series of things I don't accept: the loss of freedom of expression, of press, of gathering - precisely the deprivations against which I'm fighting in my own country."

"If I had been born in a free country, I would not have been interested in politics."


 会場で絵を見ながらもう一つ考えていたこと、望んだこと。今、イギリスの欧州連合離脱、予測不可能のアメリカ政府、戦争したくてたまらない政治家の声しか通らない日本、独裁を選んだトルコ等々、世界は1917年以上の混乱の時代を迎えている。そのような時代だからこそ、美術家、芸術家にもっと作品で社会へ声をあげてほしい。それが権力への賛同なのか、反対なのかまで僕がどうこう言えることではない。ただ、社会の変化を、芸術家という特異な立ち位置から社会へ発信してほしい。

6日前
イースターの週末、良い方向に天気予報が外れたので、以前から一度訪問して見たかったナショナル・トラストの「ナイマンズ」へ行った。

ナイマンズ
https://www.nationaltrust.org.uk/nymans

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写真コレクション
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157680094586152/

 地図で見ると庭の敷地はそれほど広大という印象ではないのだが、他の庭園よりずっと早く満開になっていたツツジとシャクナゲの美しさに圧倒された。庭の奥にこの庭を寄贈したメッセル・ファミリィの家だった建物がまた良い雰囲気。

 昼食の後は、庭のさらに奥にある森へ。ナイマンズを初めて知った数年前、庭だけだと思っていたので、ウッドランドがあるのには驚いた。そして、その広大さ、手付かず(に見える)ちょっと原始的な雰囲気のある森を歩けることが嬉しかった。

 森を歩きながら一緒に行った友人が、「こんな広大な庭と森が一つの家族の所有物だったなんて」と感慨を込めて言った感想には大いに同意する。こんな小さな島国の中で、少数の人達がこれほどの財産を持っていたこと。ただ、現在と違うのは、その所有を一般に開放する人たちでもあったということだろう。

 友人が4キロも歩くのはとてもできないと最初から弱音だったので、間をとって約3キロ弱のコースを歩いた。この距離は、僕にはなんてことない距離なのだが、いい具合に管理されたアップ・アンド・ダウンの森を歩き終わると、膝がガクガクしていた。

 庭だけなら、歩行に困難がある人でも楽しめるが、車椅子の移動には制限がある印象。また、森へは通常の車椅子だと無理。ゴルフ・バギーで森の奥へのガイド・ツアーはある。人気があるわりに、駐車場のキャパシティが大きくないので、晴天の週末に出遅れると、入場できないことがある。この庭を知った時にすぐに訪れることができなかったのは、駐車場への入場が制限されていたから。

 ツツジ、シャクナゲの盛りはあとあと数日程度だろう。庭の奥に見応えのありそうな藤棚があるので5月中旬に時間ができれば再訪したい。森は自然観察にも適しているようなので、家族づれで楽しめると思う。

LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

作者:愛と憎しみのロンドン

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