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ロンドン音の木音楽教室ブログ

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イギリスにクラシック音楽専門のラジオ局 Classic FMというのがあります。毎年Classic FMは、クラシック曲の中でも最も人気のある300曲をリスナーの投票によって選ぶ、Hall of Fame(栄誉の殿堂)というのを行っています。下記のリストは2014年のものですが、毎回多少の順位の上下はあれど上位に選ばれる曲は大体同じようです。選ばれる曲にはイギリスの作曲家の曲が多く、中には日本では全く聞かれないかもしれない曲もあるかもしれませんね。リストの中に一名だけ、イギリス人作曲家、有名作曲家に混じって日本人の植松伸夫さんという作曲家の方が高ランクインしています。植松さんはランキングにも入っていますが、特にファイナルファンタジーというゲームの音楽を担当している事で有名です。ゲーム音楽は性質上、映画音楽等と同様に、様々なスタイルで作られることを要求されますが、植松さんは色々な音楽の中でもアイリッシュやケルト音楽のビッグファンであり、その要素をうまく使っている、その辺りがイギリスで人気がでる理由かもしれませんね。

Classic FM Hall of Fame 2014

1. ヴォーン・ウィリアムズ, レイフ - 揚げひばり
2. セルゲイ・ラフマニノフ – ピアノ協奏曲第2番
3. ヴォーン・ウィリアムズ, レイフ - トマス・タリスの主題による幻想曲
4. ベートーヴェン, ルートヴィヒ・ヴァン - ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
5. モーツァルト, ウォルフガング・アマデウス - クラリネット協奏曲
6. エルガー, エドワード:エニグマ変奏曲
7. 植松伸夫:ファイナルファンタジー ※ゲーム音楽
8. ベートーヴェン, ルートヴィヒ・ヴァン – 交響曲第6番 「田園」
9. アレグリ, グレゴリオ:ミゼレーレ
10. ベートーヴェン, ルートヴィヒ・ヴァン – 交響曲第9番 「合唱付」
11. エルガー, エドワード - チェロ協奏曲
12. ジェンキンス, カール - 武装する男
13. ブルッフ, マックス - ヴァイオリン協奏曲第1番
14. ホルスト, グスターヴ - 惑星 (組曲),Op.32
15. バーバー, サミュエル - 弦楽のためのアダージョ Op. 11
16. チャイコフスキー, ピョートル - 序曲「1812年」
17. ソウル, ジェレミー - エルダースクロールズ ※ゲーム音楽
18. パッヘルベル, ヨハン - カノン
19. ベートーヴェン, ルートヴィヒ・ヴァン – 交響曲第7番
20. ドヴォルザーク, アントニン - 交響曲第9番 ホ短調 作品95『新世界より』

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子供の習い事として音楽を選ぶ人は多いですが、一体どのような楽器が人気があるのでしょうか?BBCの2014年のこの記事によれば、5歳から14歳の子供を対象に、弾ける楽器について尋ねたところ次のような結果になったようです(ABRSMの調査による)。

Top instruments 2014

  1. Keyboard 30%
  2. Piano 28%
  3. Recorder 28%
  4. Classical guitar 20%
  5. Drum kit 14%
  6. Electric Guitar 13%
  7. Violin 12%
  8. Percussion 6%
  9. Bass Guitar 5%


キーボードをトップに、ピアノとリコーダーが並び、そしてクラシックギターと続きます。尚、BBCの同記事のタイトルは「Electric guitar overtakes violin in music lesson boom」ですが、2014年にはバイオリンよりもエレキギターを学んでいる子供の割合が上回ったようです。(1999年にはバイオリンは2%、エレキギターは1%だったそう)。

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標準的なピアノには88もの鍵盤があり、それぞれの鍵盤には異なる高さの音が半音刻みに割り当てられていますが、作曲家が一曲の中で、これら全ての鍵盤をまんべんなく使うというのは大変稀です。作曲家は任意に厳選した音の集合から、メロディーやコード等の音楽素材を作り、それらを配置します。この「厳選された音の集合」には、習慣的によく使われてきたものとして、例えばメジャー/マイナー・スケールがよく知られています。古典期の音楽は、もっぱらメジャー/マイナー、この2タイプの集合から取られた音の組み合わせで作られていました。ロマン派の時代になると、それから更に使っている素材は増えますが(半音階的拡張)、あくまでもメジャー/マイナー・スケールの骨格は保ったままで、その周りを彩る形で音は追加されています。一方19世紀の終わり〜20世紀前半くらいになると、メジャー/マイナー・スケールの響きに「飽きた」作曲家たちは、異なる音集合を探求し、使用するようになります。

ところで、楽器習得にはスケール練習と言うものが必ずつきものですね。スケールを練習するというのは、単に指を鍛えるというような事以外にも、読譜力、サイトリーディングの能力を向上させる効果があるでしょう。サイトリーディングでは最初に調号をみて、どこの音に変化記号(シャープやフラット)が付いているのかを考えます。経験の少ない場合、弾くたびにいちいち一つ一つの音に対して、変化記号が付いているかついていないかの確認をしなければいけませんが、もしスケールを充分に練習していれば、そのキーのなかでよく使われる音から殆ど使われない音まで、頭のなかで瞬時に階層化し、判断できるようになるでしょう。

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たまに「ピアノは大人には教えないのでしょうか?」とご質問を受けます。確かにOTONOKIにいらっしゃるピアノの生徒は子供が多いのですが、実際大人の方で通われているかたもいらっしゃいます。なので安心してレッスンを受けにいらしてください。一方ギターはというと、何故か大人の方の方が多いようですね。

ところで、子供に習い事として音楽を選ばれている方は大変多いようですが、習わせている方自身が音楽をするのをほとんどみかけないのは、ちょっと不思議な気がします。子供は親の背中を見て育つといいますが、一番側にいるご両親自身が、普段どのように音楽と関わっているかということが、それぞれのお子様の音楽とのつきあいかたに大きく影響をするのだとおもいます。実際に上手くなっている生徒を見ていると、生徒自身だけでなく、ご両親やその周囲が音楽が好きで積極的な関わりを持っていることが多いです。子どもに音楽の楽しさ、面白さ、尊さ等を伝える一番よい方法は、おそらく大人自身が音楽作りや演奏に積極的に参加することを見せてあげることではないかとおもいます。


 — Otonoki Music School 音の木音楽教室 (ロンドン)
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おまたせいたしました!12月に行った生徒等による、アンサンブル・コンサートのCD、「Music Picnic Volume II 」がようやく完成いたしました。参加者の方はレッスンの際に受け取ってください。前回のアンサンブルに比べると今回は曲数も増えて、編集作業ががなかなか大変、時間がかかりました。去年に比べて出来るだけ良いマイクを使ったり、録音の仕方を少し工夫したので、曲によってはなかなか質の高いものになっていると思います。色々な楽器の組み合わせがあるし、録音する条件も色々と限られているので、全ての曲を完璧に録るのは大変難しいのですが、次回もさらに質をあげるべく頑張って行きたいと思います。今回もアートワークは島村心寧ちゃんによるものです。素敵な絵をどうもありがとうございました。

関連記事:
Music Picnic アンサンブル・コンサート in 2014 (CDに含まれる曲目等)

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作者:otonoki

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北ロンドン・フィンチリーにある音楽教室 (ピアノ・ギター・ウクレレ)、OTONOKIのブログです。

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