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ロンドン音の木音楽教室ブログ

245日前
7月23日、無事に夏の発表会が終了しました。今回はピアノとギターの合同で発表会で行いました。合計36人の生徒が出演し、ピアノ・ギター・ピアノの3部構成で5時間を超える長時間のコンサートになりましたが最初から最後まで聴き通された方もいらっしゃいました。みなさん本当によく頑張りました。そして大変長い時間、お疲れさまでした。

発表会では、それぞれ普段やっている曲よりもワンランク上ぐらいの曲に挑戦します。最初は難しくてくじけそうにもなりますが、最後は頑張って必ず仕上げてくれます。発表会に出ることによってみんな大きく成長していると思います。

本日より通常のレッスンに戻り再出発です。気持ちを切り替えて頑張りましょう!

今回は都合がつかず、残念ながら参加できなかった方、次回の冬のコンサートには是非参加してほしいです。

素敵なお花、プレゼント、カードなどありがとうございました。大切に飾らせていただきます。


— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)
265日前
最古の鍵盤楽曲を想像したことがあるでしょうか?鍵盤楽器の歴史は長く、オルガンの使用はキリスト教発生以前に認めることができますが、その音楽はというと、楽譜が残っていないために、多くは謎のままです。現在確認されている鍵盤楽器の最古の楽譜は、14世紀に書かれたロバーツブリッジ写本に含まれているものです。写本は現在British Museumに収められています。

写本に含まれる作品には、和声学や対位法等の音楽理論では禁じられている、平行5度、8度の動きが目立ちます。そのような響きは現代の音楽になれた耳にはむしろ新鮮に感じられるかもしれません。しかしWilli Apelによれば、このようなスタイルは、決してこの時代—14世紀に特有のものではない、既に9世紀の合唱音楽に見られたものだということです。つまり当時から500年も前の”古代の”スタイルで書かれているというわけです。何故このような古いスタイルで書かれたのでしょうか?その真実はわかりませんが、中世において中心的な作曲対象は合唱音楽であって、鍵盤音楽ではありませんでした。キーボードやピアノが、これほど広く普及した現代からは想像しがたいですが、当時、鍵盤音楽はむしろ技術的に発達の遅れたジャンルだったということは言えるでしょう。



— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)
282日前
私達はメロディカ(鍵盤ハーモニカ)クラブというのを2014年くらいから数人のメンバーでやっていて、不定期ですが、気が向いた時やオファーが来た時等にコンサートを行っています*1。鍵盤ハーモニカは、日本で教育を受けられた方には子供の楽器ではないのですか?とよく尋ねられますが、非常に高いポテンシャルを秘めた楽器であり、私や私の周囲を含めて、実際に多くの20—21世紀のシリアスな作曲家が作品に用いています。野村誠さん(作曲家)は、20世紀に発明された楽器の中で、間違いなく最も偉大な楽器の一つだと言っています*2が、その通りだと思います。

先日、アフタヌーンティーコンサートを北ロンドン・フィンチリーのカフェにて行いました。ショートノーティスにもかかわらず大変多くの方にお越しいただき、休日はいつもガラガラのカフェが満席になりました。カフェのオーナーも大喜びでした。お忙しい中足を運んでくださった方、ありがとうございました。

出演メンバーの一人がコンサート直前に緊急入院するというアクシデントがありましたが、鍵盤ハーモニカのMさん(普段はウクレレの生徒です)とフルートのCさんにお手伝いして頂き、おかげさまで無事に終えることができました。ありがとうございました。

セットリスト:

1. Libertango — Astor Piazzolla (Fl, M, G)
2. Yellow Submarine — Lennon/Mccartney (M×3)
3. El Choclo — Ángel Villoldo (M×3)
4. Desafinado — Antonio Carlos Jobim (Vo, M, G)
5. うたうだけ — Toru Takemitsu (Vo, M, G)
6. 上を向いて歩こう — Ei/Nakamura (Vo, M, G)
7. In My Life — Lennon/McCartney (Vo, M, G)
8. Our Love is Here to Stay — George Gershwin (Vo, M, G)
9. Uzun Ince Bir Yoldayım — Aşık Veysel Şatıroğlu (M, G)
10. Gymnopedie No.1— Erik Satie (M×3)

Fl=フルート M=メロディカ(鍵盤ハーモニカ) G=ギター Vo=歌



*1先行する2011年より、Duo Penguinistan(Pocket Penguin)という鍵盤ハーモニカ&ギターの二重奏でも活動を行っています
*2 Makoto Nomura  http://www.makotonomura.net/blog/texts/melodica/

294日前
6月12日(日)にノース・フィンチリーのカフェでコンサートを行います。鍵盤ハーモニカをはじめ、歌、それからギターを使って、他所ではほとんど聞くことの出来ないレパートリーを演奏する予定です。お時間ある方は是非お越しください。

場所:Emporium Tearoom, 818 High Rd, London N12 9QY

時間:15:30-16:30

料金:無料(寄付制)
お店の方に飲み物・食べ物を注文下さい

出演者:
Ayumi (鍵盤ハーモニカ)
Rika (鍵盤ハーモニカ・歌)
Ryusuke (鍵盤ハーモニカ・ギター)
Satomi (鍵盤ハーモニカ)



339日前
ウクレレ奏者で歴史家のJohn Kingが「ウクレレはハワイ土着の楽器ではない、20世紀のはじまる以前のとある日に、ポルトガル人によって島にもたらされたのだ」といっています*。ある日突然に、ハワイで独自に発明されたのではなく、別の場所に遠い祖先を持ち、それに先立つ歴史があるということです。そのような歴史観から、ウクレレをハワイ独自の一楽器としてではなく、もう少し広く、無数にある撥弦楽器全体の一つの形態としてみることは、ウクレレに少し違った視点を与えてくれます。またそのような視点から、他の同種の楽器との関連性を探る中で、ウクレレの独自性というものも逆説的に見えてくるかもしれません。

ウクレレの祖先と言えるであろう、ルネサンスギターやビウエラ、リュートなどの楽器の奏法や、それを裏付ける思考は、ウクレレの演奏技術を考えるときに非常に参考になります。また、ウクレレと同じリエントラント弦(re-entrant)をもつ、バロックギター等もまた、編曲等について刺激的なアイデアを与えてくれるでしょう。同じようなことは過去にもさんざん考えられているのです。「歴史に学べ」とよくいいますが、先人たちによって開拓されてきた素晴らしいアイデアをウクレレでも用いない手はありません。



* John King, Famous Solos Duets for The Ukulele (Mel Bay Publications Inc., 2004)

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作者:otonoki

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北ロンドン・フィンチリーにある音楽教室 (ピアノ・ギター・ウクレレ)、OTONOKIのブログです。

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