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ロンドン音の木音楽教室ブログ

1年以上
2013年から行っている、第3度目のアンサンブル・コンサート(クリスマス・コンサート)を5日に行いました。今回はバイオリン、鍵盤ハーモニカ、フルート、ウクレレ、ギター、ピアノの楽器が参加しました。特にギターでの参加者が増えました。エレキ・アコースティック、クラシック、フラメンコ等、違った種類のギターをミックスしたアンサンブルは初めての経験で、それぞれの音色がはたして上手く交わるのだろうか…と心配していましたが、結果は想像以上に良いものになったと思います。

アンサンブルの発表会は、演奏者にとってもチャレンジだと思いますが、私達自身にとってもチャレンジです。毎年少しづつなにか違った事、新しい事を試しています。初めて企画した時に作った一昨年のCDを聞いてみると、演奏者も変わりましたが、音楽的にもずいぶん変わってきた(良くなってきた)ようです。次回も楽しみです。

プログラム

Part I

1 God Rest Ye Merry, Gentlemen - Trad.
2 Ode to Joy - L.V. Beethoven
3 Aura Lea - G. R. Poulton
4 Hänschen Klein - F. Wiedemann
5 Chikuwa No. 3 - Masato Nakai
6 Study Op.60 No. 2 - F. Sor
7 Oogway Ascends
8 Only Lonely Boy - K. Sugiyawa
9 Super Mario Bros.Theme - K, Kondo
10 The Merry-Go-Round of Life from "Howl's Moving Castle" - J. Hisaishi
11 Jingle Bells - J. L. Pierpont

Part II

1 When the Saints Go Marching In - American
2 White Christmas - Irving Berlin
3 Moon River - Henry Mancini
4 Amazing Grace - John Newton
5 Sotsugyo Shashin - Yumi Arai
6 Last Christmas - Wham!
7 Hotel California - Eagles (Arr. Kaori Nishimura)
8 Take Five - P. Desmond
9 Londonderry Air - Irish Traditional
10 Rudolph, the Red Nosed Reindeer - J. Marks
11 Take Me Home, Country Roads - J.Denver

— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)

1年以上
ペンタトニック・スケールというものがあります。ペンタとは数字の「5」、トニックは「音」という意味があります。日本語では、五音音階と訳されます。五音音階は世界中のありとあらゆる民謡をはじめ、それに影響された作品などにその使用を認めることができます。また、グレゴリオ聖歌や、グスタフ・ホルストの有名な「ジュピター」、ブルーズ等のように、厳密には5音でなくても、ペンタトニック・スケールが旋律の骨格的部分を成している場合もあります。ペンタトニック・スケールには様々なフォームがありますが、比較的よく知られているものに、メジャー・ペンタトニック・スケールとマイナー・ペンタトニック・スケールというものがあります。この2種類のペンタトニックスケールはピアノの黒鍵の音程関係と一致します。つまりメジャー・ペンタトニック・スケールはF#から順にG# A# C# D#、マイナーはD#からF# G# A# C#です。メジャー・ペンタトニック・スケールとマイナー・ペンタトニック・スケールは構成音は同じですが、開始音(トニック)が異なる事に注目してください。

さて、メジャー・ペンタトニック・スケールは、日本語では四七抜き音階という呼ばれ方をされることがあります。四七抜き音階とは、七音音階(例えばメジャースケール)を基準とし、そこから派生的に、音が欠けているという視点から考えられた概念です。つまりメジャー・ペンタトニックスケールとは、メジャースケールの4番目と7番目の音を抜いた音階に丁度一致します。さて4番めと7番目の音が抜けているとどうなるでしょうか。音階内に半音、つまり短2度とその転回形としての長7度の音程が発生しないことになります。それから、伝統的な和声理論には不可欠な、増4度/減5度も発生しません。七音音階に基づく音楽(クラシック音楽等)では、増4度/減5度の不協和音程を和声進行にしのばせることで、緊張ー弛緩というモデルになぞらえられる、強い音楽的方向性をもつ終止形(ケーデンス)を獲得しました。ところが、このようなメジャー/マイナーペンタトニック・スケールは、そのような終止形を構成するために必要な不協和音程を欠いているために、それだけでは明確な終止感や音楽的方向感を示す和声進行を作ることができないのです。ベラ・バルトークはこのような特徴に注目し、ペンタトニックの旋律(ハンガリー民謡等)に対する、従来のやり方とは違った、もっと自由な和声付けの可能性について論じています。バルトークの作品を含め、実際の作曲においては、一つのペンタトニックスケールのピッチ素材だけでなく、他のスケールに由来する素材(和音等)と組み合わせられたりすることが多いです。たとえば、坂本龍一さんの有名な「戦場のメリークリスマス」ではマイナー・ペンタトニック・スケールによるメロディが主に使われていますが、伴奏部分の和声は主にエオリアン・スケール(ナチュラルマイナー・スケール)によって構成されています。このようなやり方はポップス、ロック、クラシック等、あらゆる音楽で見つけることができるでしょう。

— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)

1年以上
ウクレレには色々なサイズの物がありますが、ボディの大きさの違いによって四種類に分類されています。ボディサイズの小さい方から順に、ソプラノ・コンサート・テナー・バリトンと呼ばれています。調弦は、ソプラノ・コンサート・テナーは同じ:下からGCEAに合わせますが、バリトンはそれよりも少し低く、ギターの高音弦と同じ:DGBEに合わせます。どのサイズのウクレレが優れているというのではありませんが、それぞれ音のキャラクターと、演奏性に違いがあります。音質については、サイズが大きくなるに従って、音の伸びが長くなり、また低音の出が多くなり、良くも悪くもギターの様な音色に近づきます。この事を「ウクレレらしさが失われる」と表現する方もいらっしゃるようです。

次に演奏性についてですが、サイズが小さい(=弦長が短い)楽器は、おさえるスペース(フレット間)がせまく、サイズが(=弦長が長い)大きいものは、逆に広くなります。手の小さい方はソプラノを選んだ方が良いといいますが、小さな子どもや、極端に小さい手の人でもない限り、どのサイズでもおさえられると思います(例えばギターはさらに大きい楽器ですが、沢山の人が弾いています)。むしろ、手が小さい場合よりも、手が大きすぎ、あるいは指が太すぎる場合に気をつけた方がよいかもしれません。手が大きすぎてフレット間に指が入らずに、うまく押さえられない場合があります。その場合は大きめの楽器を選んだほうが良いでしょう。または、ボディのサイズは同じでも、ネックが一段長い、ロングネックを搭載した楽器もあります。たとえば、ボディのサイズはソプラノだけれど、弦長はコンサートと言った具合です。

ウクレレでソロ演奏を楽しむ人は、コンサートやテナーなど大きなサイズ、あるいは弦長の長い楽器を選ぶ方が多い様です。それはおそらく、前述のような音の伸びや、要求される複雑な運指を受け止めるためのフレット間の充分なスペースが、そのようなスタイルに都合がいいという事なのでしょう。

— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)
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ウクレレは種類も、作っているメーカーも本当に多い楽器で、今から購入を考えているまったくの初心者にとっては選ぶのが大変かもしれません。色々と情報を集めているうちに、悩みすぎて買えなくなってしまうこともありがちな話です。なのでウクレレを選ぶ際には、まずは「第一印象」や「直感」というのを大事にしてください。単に「見かけが気に入った」などでも良いと思います。

もし一点だけ、こちらからリクエストをするとすれば、ピッチ(音程)の良い楽器を選んでください。音色に好みはあれど、音程が狂っているのはほとんどの人の耳に明らかであるからです。12フレット(弦のちょうど真ん中のポジション)を押さえた時に、開放弦の音のちょうど1オクターブ上になっている必要がありますが、これが結構ずれている楽器をよく見かけます。そうなると、いくら一生懸命調弦をしたとしても、弦を押さえた音はすべて音痴になってしまいます。

価格の最も安いものでは£20くらいからあり、イギリスではそのような低価格帯の楽器を選んでいる初心者の方も多いようなのですが、当然ながら作りも素材も値段なりで、そのような楽器は音程や調弦等に問題を抱えている場合も多いです。すこしでも上達を目指す方には、あまりおすすめいたしません。

— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)
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大人の方でギターやウクレレのレッスンに通われている方には、たまにトルコの紅茶(チャイ)をお出ししています。イギリスは紅茶の文化や消費国として有名ですが、実はトルコも紅茶の国として名高いです。トルコはお茶の生産量も多い国ですが、一人あたりのお茶の消費量では、イギリスやアイルランドを抜いて世界一です。*参照リンク

トルコの紅茶は淹れ方が少し独特で、チャイダンルク(çaydanlık)と呼ばれる、特殊な二段式のやかんを使わなければいけません。ロンドンでは、トルコ人がやっているマーケットやインターネットでも入手することができます。使用する茶葉は様々ですが、通常はトルコ産(リゼ等)や普通のセイロン等の茶葉がマーケットで購入できるようになっています。



チャイダンルクの上段には茶葉を入れ、下段にはお水を注いで沸かします。火にかけて、下段からの熱で上段の茶葉をしばし蒸らした後、お湯を注いで、しばし煮だすこと15分程待ちます。お茶はチューリップのようなくびれた形の、透明なグラスに入れてお出しします。やかん上段のお茶は、入れる際に下段のお湯で好みの濃さに割りますが、グラスが透明なので、その色を見ながら自分の好みの濃さに調節できるのです。お砂糖は好みでいれ(トルコだと普通、角砂糖2つ程ついてきます)、ミルクは基本的にはいれません。



ティーパックやイギリス流の淹れ方にくらべると大変時間や手間はかかるのですが、その味や香りはやみつきになるかもしれませんよ。

— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)

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作者:otonoki

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北ロンドン・フィンチリーにある音楽教室 (ピアノ・ギター・ウクレレ)、OTONOKIのブログです。

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