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ロンドン音の木音楽教室ブログ

1年以上
ピアノ購入の相談などを受けることは多い一方で、椅子について相談を受けることは稀です。ピアノ椅子自体が音を発するわけではないので、たかが椅子と大変軽視されがちなのですが、ピアノ演奏上、大変重要です。いくら手の形や動かし方が大事だと言っても、そもそもうまく座ることができていなければ、あらゆる練習が全く無意味になるか、悪いクセを付ける原因になるだけです。ちなみに、私(遠山)が習っていた師には、とにかく自分で椅子の高さをきちんと調整できるまで何度もやりなおしをさせられたり、椅子と鍵盤の距離、それから姿勢など、ピアノを弾く以前の状態についてとても細かく指導されました。多くのピアニストが椅子についてとてもこだわっていますし、コンクールやコンサートホールでも様々な種類の椅子を用意して選べるようになっています。それほど椅子が演奏に影響を与えるという事です。

まずは身長にあった椅子を選ぶ必要があります。電子ピアノ等に付属している椅子は、適切な高さではない場合があるので注意してください。また、たまにピアノ椅子ではなく、ダイニングチェアー等を使っている方もいらっしゃいますが、これはピアノ演奏には全く向かないと考えてください。体の大きさは人それぞれであり、各自の条件にぴったり合う椅子などと言うのはまず無いので、高さを微調節できるタイプの椅子が良いでしょう。それから頑丈であり、ある程度重量がある安定した椅子を選んでください。演奏時、椅子には通常浅く座りますが、重心が前部分にかかってもびくともしない椅子である必要があります。

ちなみに日本には、ワンタッチで高さを変えることができる、背もたれ付きのピアノ椅子があります。年齢や身長差のある兄弟姉妹などで一台のピアノをシェアされる場合、これは大変便利なのですが、残念ながらイギリス(ヨーロッパ)にはありません。OTONOKIでは、低学年用、高学年用など、何脚かの椅子を置いて、レッスンの際に微調節しています。

上達に悩む方、フォームを改善したい方、是非一度ご自分が使われている椅子をチェックしてみてください。



— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)
1年以上
ギターの体験レッスンには、たくさんの初心者の方にいらっしゃって頂いていますが、最初のギターを選ぶ際に、フォークギター(アコースティックギター)、クラシックギターの間での選択に迷われる方が多いようです。以前の記事に各種ギターの違いについて簡単に書きましたが、今回はもう少し詳しく踏み込んでみます。

選ぶ最初のポイントは、まず音色の好みだと思います。おそらく両ギターを比較したとき、まず気付くのは、弦の素材による音のキャラクターの違いでしょうし、やはり音色が気にいらなければ長続きさせることはむずかしいでしょう。フォークギターは鉄弦により、きらびやかな音色、クラシックギターはナイロン弦により、やわらかな音色という具合です。また、鉄弦はナイロン弦よりもサステイン(音の伸び)が長いという特徴があります。

それから、次に重要なのは演奏性です。フォークギターは非常に形状の豊富な楽器ですので、一概には言えませんが、一般的に演奏性はクラシックギターとはかなりの違いがあります。まず、フォークギターの張力の強い鉄弦にくらべると、クラシックギターの持つナイロン弦は柔らかいため、若干抑える力が少なくて済むようです。

しかし、それ以上に異なる演奏性をもたらすのは、ネックの形状(特に太さ)です。フォークギターはプレクトラム(ピック)でかき鳴らされるように弾かれる事が多いのに対し、クラシックギターはほとんどの場合、指によって弾かれています。そのような演奏スタイルに応じて、一般的に、フォークギターはネックが細めに、クラシックギターは太めに設計されています。特に指の短い人にとっては、太いネック(クラシックギター)は細いネックに比して、若干多くの技術的な厳格さを要求するかもしれません。

このネックの形状の違いによって、あるギターから別の種類のギターに持ち帰る場合には、若干の違和感をもたらすようです。持ち替えの困難さは、太いネックから細いネックに移行する場合よりも、細いネックから太いネックに持ち替える場合、つまりフォークギター(あるいはエレキギター)からクラシックギターに持ち替える場合に、より多く起こっているようです。それには色々な原因が考えられます。例えば、フォークギターでは左手で握りこむようなフォームを取ることがありますが、ネックの太いクラシックギターではその様なフォームはまず不可能であり、このような場合に「ひきにくい」と感じられる場合があるようです。

ところで、以前の記事で書いた、レッスン用に導入したフォークギターは、形状的に非常にクラシックギターに近い楽器です。鉄弦であることを除けば、太いネックと、それから小さなボディを持っていて、クラシックギターとの演奏性が非常に近く、元々クラシックギターを弾いていた私にとって、持ち替えにはほとんど違和感がありません。ただし、元々一般的なエレキギターやフォークギターを弾いている方は違った感じを受けるであろうと思います。

さて、楽器の種類によって、演奏されるスタイルやレパートリーに違いがあるのでしょうか?ギターのスタイルやレパートリーは常に発展・拡張しているので、各自それぞれの力で、何ができるのか、何ができないのかを探求して頂きたい部分です。ただ、前にも書いたように、クラシックギターは、右手の指で弾いて演奏されるのに最適にデザインされていますので、複数のパートを同時、かつ繊細にコントロールする必要のある、例えばクラシックギターの楽曲などに向いています。勿論、弦間の狭いアコースティックギターでも、様々なプレイヤー達によって証明されているように、指による奏法も可能ですが、各指のコントロールにおいて、さらにシビアな楽曲(ex.クラシックギターのために書かれた曲)を演奏するには幾分困難が伴うかもしれません。
1年以上
湿気の多いイギリスのこの季節、ギターやピアノをはじめ、色々な楽器を置いているOTONOKI音楽教室にとっては悩みのタネです。

木材で出来ている楽器は、やはり湿気の影響を受けます。木材が水分を含むと鳴りは悪くなり、特にギター等の楽器にとっては、影響がてき面です。皮を張っている楽器などはまったく使い物になりません。

そういうわけで、最近、教室内に除湿機を導入しました。中々快適に働いてくれています。



ヨーロッパ・イギリス向けに製品を売っているメーカーの製品ですが、取扱説明書には何故か、日本のふすまの様なイラストが描かれていました。




— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)
1年以上
フォークギター(アコースティックギター)をお持ちになられる生徒が急に増えてきたこともあり、OTONOKI教室に新しくフォークギターを置くことにしました。基礎的技術の考え方はどのギターでも変わりませんが、特に音楽的内容が少し高度になってくれば、やはり同種のギターでレッスンをするほうが生徒の理解が進むのは間違いありません。

ところで、ギターの体験レッスンで最も頻繁に受ける質問に「まずはどのギターを買えばいいのか?」というのがあります。エレキとアコースティックの境界ははっきりしているので比較的迷わないようですが、フォークギターとクラシックギターとの間では悩まれる方が多いようです。そのお気持ちはとても良く理解できます。どちらも同じアコースティック楽器とはいえ、それぞれ全く異なる演奏性、音色、音楽的特性をもっています。

以前ギターの種類について簡単に書きましたが、百聞は一見に如ずです。まずはレッスンで2つのギターを聴き比べて、あるいは実際に弾き比べて、その響きの違いを確かめてください。自分の音楽的感性にあったギターを見つける助けになるかもしれません。




— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター教室 (ロンドン)
1年以上
大変おまたせいたしましたが、ようやく夏に行われたピアノ発表会のCDが完成致しました!膨大な作業のため少し時間がかかりました。二枚組で全部で66曲、今回のアートワークはTNちゃんにお願いしました。ご希望の方はレッスンの際にお渡し致しますのでお楽しみに。



ロンドン音の木音楽教室ブログ

作者:otonoki

ロンドン音の木音楽教室ブログ

北ロンドン・フィンチリーにある音楽教室 (ピアノ・ギター・ウクレレ)、OTONOKIのブログです。

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