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ロンドン音の木音楽教室ブログ

1年以上
ギターの体験レッスンには、たくさんの初心者の方にいらっしゃって頂いていますが、最初のギターを選ぶ際に、フォークギター(アコースティックギター)、クラシックギターの間での選択に迷われる方が多いようです。以前の記事に各種ギターの違いについて簡単に書きましたが、今回はもう少し詳しく踏み込んでみます。

選ぶ最初のポイントは、まず音色の好みだと思います。おそらく両ギターを比較したとき、まず気付くのは、弦の素材による音のキャラクターの違いでしょうし、やはり音色が気にいらなければ長続きさせることはむずかしいでしょう。フォークギターは鉄弦により、きらびやかな音色、クラシックギターはナイロン弦により、やわらかな音色という具合です。また、鉄弦はナイロン弦よりもサステイン(音の伸び)が長いという特徴があります。

それから、次に重要なのは演奏性です。フォークギターは非常に形状の豊富な楽器ですので、一概には言えませんが、一般的に演奏性はクラシックギターとはかなりの違いがあります。まず、フォークギターの張力の強い鉄弦にくらべると、クラシックギターの持つナイロン弦は柔らかいため、若干抑える力が少なくて済むようです。

しかし、それ以上に異なる演奏性をもたらすのは、ネックの形状(特に太さ)です。フォークギターはプレクトラム(ピック)でかき鳴らされるように弾かれる事が多いのに対し、クラシックギターはほとんどの場合、指によって弾かれています。そのような演奏スタイルに応じて、一般的に、フォークギターはネックが細めに、クラシックギターは太めに設計されています。特に指の短い人にとっては、太いネック(クラシックギター)は細いネックに比して、若干多くの技術的な厳格さを要求するかもしれません。

このネックの形状の違いによって、あるギターから別の種類のギターに持ち帰る場合には、若干の違和感をもたらすようです。持ち替えの困難さは、太いネックから細いネックに移行する場合よりも、細いネックから太いネックに持ち替える場合、つまりフォークギター(あるいはエレキギター)からクラシックギターに持ち替える場合に、より多く起こっているようです。それには色々な原因が考えられます。例えば、フォークギターでは左手で握りこむようなフォームを取ることがありますが、ネックの太いクラシックギターではその様なフォームはまず不可能であり、このような場合に「ひきにくい」と感じられる場合があるようです。

ところで、以前の記事で書いた、レッスン用に導入したフォークギターは、形状的に非常にクラシックギターに近い楽器です。鉄弦であることを除けば、太いネックと、それから小さなボディを持っていて、クラシックギターとの演奏性が非常に近く、元々クラシックギターを弾いていた私にとって、持ち替えにはほとんど違和感がありません。ただし、元々一般的なエレキギターやフォークギターを弾いている方は違った感じを受けるであろうと思います。

さて、楽器の種類によって、演奏されるスタイルやレパートリーに違いがあるのでしょうか?ギターのスタイルやレパートリーは常に発展・拡張しているので、各自それぞれの力で、何ができるのか、何ができないのかを探求して頂きたい部分です。ただ、前にも書いたように、クラシックギターは、右手の指で弾いて演奏されるのに最適にデザインされていますので、複数のパートを同時、かつ繊細にコントロールする必要のある、例えばクラシックギターの楽曲などに向いています。勿論、弦間の狭いアコースティックギターでも、様々なプレイヤー達によって証明されているように、指による奏法も可能ですが、各指のコントロールにおいて、さらにシビアな楽曲(ex.クラシックギターのために書かれた曲)を演奏するには幾分困難が伴うかもしれません。
1年以上
湿気の多いイギリスのこの季節、ギターやピアノをはじめ、色々な楽器を置いているOTONOKI音楽教室にとっては悩みのタネです。

木材で出来ている楽器は、やはり湿気の影響を受けます。木材が水分を含むと鳴りは悪くなり、特にギター等の楽器にとっては、影響がてき面です。皮を張っている楽器などはまったく使い物になりません。

そういうわけで、最近、教室内に除湿機を導入しました。中々快適に働いてくれています。



ヨーロッパ・イギリス向けに製品を売っているメーカーの製品ですが、取扱説明書には何故か、日本のふすまの様なイラストが描かれていました。




— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)
1年以上
フォークギター(アコースティックギター)をお持ちになられる生徒が急に増えてきたこともあり、OTONOKI教室に新しくフォークギターを置くことにしました。基礎的技術の考え方はどのギターでも変わりませんが、特に音楽的内容が少し高度になってくれば、やはり同種のギターでレッスンをするほうが生徒の理解が進むのは間違いありません。

ところで、ギターの体験レッスンで最も頻繁に受ける質問に「まずはどのギターを買えばいいのか?」というのがあります。エレキとアコースティックの境界ははっきりしているので比較的迷わないようですが、フォークギターとクラシックギターとの間では悩まれる方が多いようです。そのお気持ちはとても良く理解できます。どちらも同じアコースティック楽器とはいえ、それぞれ全く異なる演奏性、音色、音楽的特性をもっています。

以前ギターの種類について簡単に書きましたが、百聞は一見に如ずです。まずはレッスンで2つのギターを聴き比べて、あるいは実際に弾き比べて、その響きの違いを確かめてください。自分の音楽的感性にあったギターを見つける助けになるかもしれません。




— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター教室 (ロンドン)
1年以上
大変おまたせいたしましたが、ようやく夏に行われたピアノ発表会のCDが完成致しました!膨大な作業のため少し時間がかかりました。二枚組で全部で66曲、今回のアートワークはTNちゃんにお願いしました。ご希望の方はレッスンの際にお渡し致しますのでお楽しみに。



1年以上
ソルフェージュのレッスンを受けられるようになりました。今までは、差し当たって必要であると判断した生徒にのみ、視唱、リズム打ちや聴音の課題を楽器やセオリーのレッスン内に取り入れて行っていましたが、それだと肝心の楽器やセオリーがおろそかになってしまうため、それとは別に独立した時間を設けることにいたしました。

ソルフェージュのみのレッスン(グループ)も特定の時間枠で承っていますが、楽器のレッスンを受けている人は、レッスンを延長する形で受講出来、お値段も大変お得になっています。

レッスンは視唱(singing)と書取り(dictation)の2つの軸を中心にすすめていきます。

・視唱

楽譜を読みながら、ドレミで、正確な音程、リズム、表情を付けて歌えるようにする訓練です。はじめて見る楽譜を見て、音をだす前に音楽をイメージ出来る能力を身につけます。

・書き取り

音を楽譜に書き起こすことを通して、楽譜と音を結びつけます。音の長さや高さの把握、音感の向上を目指します。

レッスンをおすすめするのは、ほぼ全てのレベルの生徒ですが、特に次の様な方におすすめします。

・楽譜をより早く読めるようにしたい人(初見能力の向上)
・楽譜をより正確に読めるようにしたい人(読譜能力の向上)
・リズム感を向上したい人
・表現豊かに演奏出来るようになりたい人
・グレード試験の受験(特にオーラル対策)、またはセカンダリー・音楽大学等の受験を考えている人
・より高いレベルの演奏を目指す人

グレード試験でのオーラル対策等を行っていると、普段からソルフェージュ等をやっていればできるであろう問題が多い事に気づきます。勿論試験対策のレッスンも致しておりますが、試験問題を繰り返し行なう事により、問題そのものに慣れることはできるものの、音楽能力の根本的な向上にはあまり貢献しないように思えます。

また、音楽の道に進むことを少しでも考えている人にはソルフェージュは必須でしょう。少なくともソルフェージュの訓練無しにクラシックの音楽をするのは、おそらく不可能だと思います。

ところで、絶対音感をつけたいという要望や、それに関する質問を受けることがあります。ソルフェージュ訓練で精度の高い絶対音感を身につける事も可能ですが、レッスンの最終目的は絶対音感の獲得ではありません。音にはピッチ以外にも沢山のアスペクトがあります。音に対して鋭敏になるということと、絶対音感をつけることは必ずしも同一ではありません。ついでに言えば、古楽演奏や合唱等の盛んなイギリスでは絶対音感はあまり評価されていません。大学(ギルドホール音楽院)時代、ストリングのクラスで絶対音感を持っていたのは留学生のうち半分位でした。勿論、絶対音感保持と演奏のレベルとは全く無関係です。

— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター教室 (ロンドン)

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作者:otonoki

ロンドン音の木音楽教室ブログ

北ロンドン・フィンチリーにある音楽教室 (ピアノ・ギター・ウクレレ)、OTONOKIのブログです。

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